【基本中の基本】中途採用向けダイレクトリクルーティングサービスの紹介

中途採用のダイレクト媒体の選定にお困りの方必見!中途採用のダイレクト媒体をスカウト代行会社がご紹介!

ダイレクトリクルーティングが採用業界でも注目を集めておりますが、それに伴ってダイレクトリクルーティングのサービス媒体も様々なものが展開されるようになってきました。

幅広い業種を対象とするものから特定の業種に特化したもの、中には従来の採用手法ではアプローチすることができなかった層に対してのアプローチが可能になったりと多種多様です。

また、ダイレクトリクルーティング媒体は大きく新卒採用を対象するもの中途採用を対象するものに分かれますが(※なかには新卒・中途を両方を対象としているものもある)この記事では、中途採用のダイレクトリクルーティング媒体についていくつかご紹介いたします。

選定にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

なおプロ人事ではスカウト代行サービスを実施しており、代行内容の一つに媒体の選定についても行っております。自社にマッチする媒体がわからないという方や運用にお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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ダイレクトリクルーティングに関する業務に幅広く対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

目次

1:ダイレクトリクルーティングとは

ダイレクトリクルーティングサービスとは、候補者が企業に対して就職活動をする従来のものではなく、企業が候補者に対して直接アプローチ(=スカウト)する比較的新しい手法です。

このダイレクトリクルーティングの手法が注目をされるようになってきた背景として、少子化が進み人材市場が縮小していることや、売り手市場が継続しているという事情から人材獲得競争率が上がっている事が挙げられます。現在、新たな採用手法として導入する企業が増加しました。

ダイレクトリクルーティングとは、一言でいえば企業が候補者に対して直接アプローチすることができる手法です。

従来の採用手法は、企業が求人広告を掲載し応募があってから選考に入るといったもので、企業は【待ち】の姿勢をとっていました。

これに対して、ダイレクトリクルーティングでは企業が直接、自社が欲しい人材に対してスカウトメール(オファー)を送ることになるので、企業は【攻め】の姿勢を取ることが可能になります。

アプローチの方法として、企業はダイレクトリクルーティングサービスを運営する会社と契約をして、候補者の中から、自社にマッチすると思われる候補者に対して「スカウトメール」を送信していきます。

「スカウトメール」の書き方やノウハウなどの詳しい説明につきましてはこちらの記事をご覧ください。

新卒・中途どちらのサービスにしても数字やメリット・デメリットなどで単純な比較をすることはできますが、本当に自社に合っているかを見定めるにはそれぞれのサービスを詳しく知る必要があります。

ぜひ以下の記事によって自社にマッチするサービスを見つけ出してください。

2:新卒・中途向けのサービスの違い

新卒採用向けのサービス媒体は、つまり学生向けであることから、学歴やガクチカ(学生時代に力を入れてきたこと)を書くスペースが設けられています。

一方では中途採用向けのサービス媒体は、今まで就業していた会社での年収・主な経歴などを書くスペースが設けられています。

現時点で位置するポジション・経験した役職・実績・実務経験などは中途採用をするにあたって、企業にとって重要な判断要素です。

企業はまず初めに新卒を取りたいのか・中途を取りたいのかでサービス媒体を絞り、そこから会社に合ったサービスをさらに絞っていく形になります。

「スカウトメール」の作成に関しても新卒向けなのか中途向けなのかで大きく変わるので、注意が必要です。

「スカウトメール」に関して少しでも行き詰まった際には私たち「株式会社プロ人事」にご相談ください。

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3:中途採用向けサービス媒体紹介

ダイレクトリクルーティングが採用業界でも注目を集めるのに比例して、今ではダイレクトリクルーティングのサービス媒体も様々なものが展開されるようになりました。

特定の業種に特化したものや潜在的転職者層に対してアプローチができる媒体であったりと多様化しておりますので、ぜひ自社にマッチする媒体を見つける参考としてご活用ください。

3-1:Eight Career Design(エイトキャリアデザイン)

Eight Carrer Designは名刺交換アプリ「Eight」と連動したダイレクトリクルーティングサービスです。

Eightを利用しているユーザーに対してアプローチをすることができます。

従来のダイレクトリクルーティングサービス媒体では、サービスに登録している候補者に対してのみアプローチをすることができました。

サービスに登録している、つまり転職意欲の比較的高い顕在的転職者層にアプローチをすることができます。

しかし一方でサービスに登録していない、つまり転職意欲の低い潜在的転職者層に働きかけることはできませんでした。

これに対して、Eight Carrer Designでは前述の通り、名刺交換アプリEightの利用を目的としている人にもアプローチをすることが可能です。

一般的にダイレクトリクルーティングはサービスに登録している人向けであることが前提としてありました。

しかしEight Carrer Designでは他のダイレクトリクルーティングサービスに登録をしていない潜在的転職者層にアプローチをすることができるのです。

転職意欲が低いということは、基本的に今の職場で十分活躍をしていて満足をしているという人が多く、優秀な人材がいる可能性が高いです。

その上、他のダイレクトリクルーティングサービスとは人材の市場が被りません。

したがって、すでに他のダイレクトリクルーティングサービスを活用している企業で優秀な人材採用に力を入れている企業には特にオススメのサービスといえます。

また、Eight Carrer Designはダイレクトリクルーティングとしての活用だけでなく、リファラル採用の促進をすることができます。

リファラル採用とは、現場の社員がリクルーターとなって自社にマッチすると思う友人・知人を会社に紹介するという採用手法です。

Eight Carrer Desinを利用することで、候補者と社員の繋がりを可視化し、マッチする人材か否かをプロフィールで確認することが可能になります。

より人材のレベルやクオリティを上げることができます。

リファラル採用についての詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。

リファラル採用とは~企業側のメリット・デメリット~ (saiyou-daikou.com)

3-2:ビズリーチ

ビズリーチは中途採用向けのダイレクトリクルーティングサービスであり、ハイクラス転職サイトとして注目を集めています。

ビジョナル株式会社【2022年7月期第3四半期
決算説明資料】
ビジョナル株式会社【2022年7月期第3四半期
決算説明資料】
ビジョナル株式会社【2022年7月期第3四半期
決算説明資料】

2022年7月決算説明資料によると、累計導入企業数および年次利用中企業数が右肩上がりであることから競合企業数はどんどん増加しています。

ユーザーは登録する際に審査を受けることになっており、基準の年収や職務履歴がなければ利用することができません。

逆に新卒採用向けのサービスでは、企業が審査をクリアしないと利用できないものもあります。詳しくはこちらをご覧ください。

企業にとっては、候補者達の職務経歴等の情報を簡単に得ることが可能になり、自社にマッチする人材であるか否かの判断がしやすくなります。

ビズリーチを利用している候補者の多くは、年収に関して条件が設けられていることから、現職では一定程度の年収があり、現在地位も高く、能力の高い人材がそろっています。

そんな人材が転職を考えてビズリーチに登録しています。

年収の下限が決められているので、年齢層も比較的高めの層が利用しています。

しかし最近では20代〜30代の利用も増加しており、学歴や能力の高さを備えた優秀層の若手人材も揃ってきています。

ビズリーチでは、扱っている職種が100種以上、業種50種以上とあり、他のダイレクトリクルーティングサービスに比べてもかなり幅広い業界に対応しています。

ビズリーチでは基本料金として、最も安いプランでシステム利用料6ヶ月85万円と成功報酬(理論年収の15%)となっています。

3-3:キャリトレ

元々、挑戦する20代の転職サイト「careertreck(キャリアトレック)」としてサービスを運営していましたが、2018年に愛称として親しまれてきた「キャリトレ」に名前を変えています。

株式会社ビズリーチは、ハイクラス転職サイトとして有名な「ビズリーチ」も運営しておりますが、ビズリーチとキャリトレの一番の違いは登録している会員の年齢層になります。

ビズリーチでは年収に関して条件がついていることもあり、30代~40代のミドル層の登録が多いのに対して、キャリトレでは、「挑戦する20代の転職サイト」と謳っていることもあって会員の年齢層の割合は22歳~29歳が69%となっています。

したがって即戦力となる人材の獲得というよりは、育成を前提としつつ若くて優秀な人材を獲得したい企業にオススメできるサービスです。

キャリトレの料金体系は成功報酬型であり、月額5万円+成功報酬(採用者の理論年収20%)となっています。

3-4:doda Recruiters(デューダリクルーターズ)

パーソルキャリアは転職サイトdodaの運営をしていることでも有名ですが、実はダイレクトリクルーティングサービスも展開しています。

doda Recruitersの基本的なしくみは、「dodaスカウト会員」のデータベースに企業が直接アクセスし、自社が欲しい人材を検索して、スカウトメールを送信していきます。

データベースに登録されている会員の数は226万人(2021年8月時点:累計スカウト会員数)にものぼり、日本最大級のスカウトデータベースとなっています。

doda Recruitersのデータベースに登録しているユーザーは、転職を希望しているいわゆる顕在的転職者層です。

すでにほかのダイレクトリクルーティングサービスを利用している場合は人材市場が被ってしまいますが、初めてダイレクトリクルーティングサービスを利用する場合には豊富なデータベースを有しています。

他にも、オススメしている理由として、採用力を向上する講座として「リクルート・アカデミー」が用意されていたりと、充実したフォロー体制が用意されていますので、初めて導入する企業も安心して利用することができます

料金体系は、成功報酬はなく、初期費用は利用期間と送信できるスカウトメールの上限によって、「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3つが用意されています。

無料トライアルが利用できるので、試しにどんな感じか知りたいのであればうってつけのサービスです。

3-5:LinkedIn(リンクトイン)

日本では、転職サイトとして認知されている方が多いのですが、海外では営業やマーケティング等に活用されビジネスインフラの基本として活用がされています。

世界最大級のビジネス特化型SNSで登録メンバーは7億5000万人(2022年4月現在)にものぼります。

登録メンバー数でもお分かりの通り、すべてのユーザーが転職を目的として登録しているのではなく、営業やマーケティングとしての利用を考えているユーザーも多くいるということになります。

言い換えれば、転職意欲の高い顕在的転職者層だけでなく、転職意欲の低い潜在的転職者層にもアプローチをすることが可能となります。

キャリアの可能性が広がったり新たなビジネスにつなげることも可能であることを目的に登録しているユーザーも多く、そのような層にアプローチすることも可能です。

ビジネス特化型ということもあり

  1. 顔写真と本名の登録
  2. 現職の役職や業種
  3. 資格やスキル
  4. 最終学歴等

が項目として設定されており、履歴書や職務経歴書と同じ役割を持っています。

Linkedlnは無料版と有料版があり、無料版では企業のページの簡単な掲載やフォロワーに対してメッセージを送ることができます。

しかし、アプローチすることができる範囲がかなり限られてしまいます。

無料版は一ヶ月のサブスクリプション制で、二ヶ月目からは有料版に自動的に更新されます。

請求を避けるには、トライアル終了の少なくとも1日前にキャンセルする必要があります。

これに対して有料版では、求人情報の掲載や、広告機能の利用、リクルーターライセンスを購入すれば登録しているユーザーの中から、自社が欲しい人材を検索しフォロワー以外の人に対してもInMai(lメッセージ)を送信することが可能です。

Linkedlnを採用ツールとして本格的に活用することを考えているならば有料での利用をオススメしています。

サービスについてまだ不安な点があれば、最初は無料トライアルから始めて、自動更新で有料版へ移行しましょう。

3-6:AMBI(アンビ)

AMBIは、エン・ジャパン株式会社が運営する若手ハイキャリア向けの転職サービスです。

現在ユーザー数は33万人以上にのぼり、原則登録時点で年収400万円以上の人材のみが登録できます。

年収500万円以上の案件を多数あつかっており、ユーザーは職務経歴書を元にした3段階評価(マイバリュー診断)によって選考通過の可能性が一目でわかります。

まだ転職に慣れていない・詳しいフローを知らない20代のユーザーでも気軽に利用できるような設定になっています。

市場価値を知りたい20代の若者の利用が多いプラットフォームです。

主な職種層は「営業・コンサル系」が全体の約3分の1を占め、年齢は約半数が25〜29歳です。

(2021年12月時点)

AMBIの基本利用料

スタンダードプラン 6ヶ月60万円

プレミアムプラン      12ヶ月100万円

成功報酬は、理論年収の20%に設定

3-2で紹介したビズリーチは年収15%なので、その他の求人媒体と比較してみても少々高めの設定です。

4:まとめ

中途採用向けのダイレクトリクルーティングサービスの選び方として6つのサービスを紹介しました。

料金や使い勝手、登録学生数などの数字は選ぶ上でもちろん大事になりますが、数字や単純な比較では本当に自社にマッチしたサービスなのかはわかりません。

本記事を参考にして、ぜひ詳しいサービス内容まで徹底比較・検証してみてください。

少しでも行き詰まった際には私たち「株式会社プロ人事」までご相談ください。

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