【スカウト代行会社が解説】ダイレクトリクルーティングで理系学生の採用できるのか

スカウト代行会社が解説!理系学生採用の対策としての【ダイレクトリクルーティング】とは?

人材採用について、特に理系学生の採用は年々難化が進んでいると言われています。

特に、知名度が低い企業等は従来の採用手法だけではなかなか理系学生の採用が厳しい状況にあり、頭を悩ませているという方も多いのではないでしょうか。

今回は、この理系学生の採用の対策として新しい採用手法である【ダイレクトリクルーティング】をご紹介するとともに、そもそも、理系学生の採用が難化しているのかなぜダイレクトリクルーティングがマッチしているのかについても解説!

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目次

1:理系採用の難化

昨今、理系採用が難化していきているのですが、なぜこのような事態に見舞われるようになったのか。

この点について、【理系学生が減少傾向にあること】【採用ニーズが高まった】といった点にあります。

1-1:学生数の減少

全体的な学生の数は増加しているのですが、全体として、若年層の人口が減少しており、社会的にも少子化として問題となっていることからも、今続いている学生数の増加についても限界がありますし、いずれ減少することが予測されます。

また理系学生の数に関しては下記にグラフで平成22年度まで、学生数の増加に伴って理系学生の数も増加しているのですが、以後数は増加をすることなく、緩やかではありますが減少傾向にあるといえます。

文部科学統計要覧(令和3年版)学生数(国・公・私立別)〈大学〉
文部科学統計要覧(令和3年版)学生数(関係学科別)〈大学・学部〉

1-2:理系採用を考える企業が増加

実際に理系採用を考える企業が増加しているのかについては以下のデータは2023年卒の採用予定人数に関する調査を参考に検討していきます

マイナビ【2023年卒 企業新卒採用予定調査】「採用予定数(前年調査との比較)」
マイナビ【2023年卒 企業新卒採用予定調査】「採用予定数(前年調査との比較)」
マイナビ【2023年卒 企業新卒採用予定調査】「採用予定数(前年調査との比較)」

データからもわかるように、理系学生の採用人数を増加する予定の企業の割合はいずれの年度でも、文系学生よりも数が多くなっています。

2022年卒で、採用人数の増加を考えている企業が減少しているのですが、この年度は文系も合わせて全体で減少をしており、要因としては新型コロナウイルスの流行が要因となっていると考えられます。

23年卒に関して全体的に採用人数の増加を考えており、そのような中でも文系よりも理系学生の採用人数の増加を考えている企業が多いことから、企業のなかでも理系学生の採用に関するニーズが増えている傾向にあるといえます。

このように理系採用をしたいと考えている企業が多くなっている原因としては①技術面での需要拡大②IT化に伴う技術革新という点が挙げられます。

①技術面での需要拡大

昨今では、工場等の単純作業に関して、機械に代替されるようになってきたこともあり、このような業務に関して人員の必要性が下がってきたのに対して、これらの機械の開発・管理・調整を行う人員が必要となってくるようになったのです。

このように、機械化にともなって単純労働者の需要が減少していく一方で、これらの機械を扱うことができる者(理系人材)の需要が高まってきたのであり、この現象はこれかも増加が予測されています。

②IT化に伴う技術革新

昨今では「DX化」という言葉を耳にすることが増えたように、様々な企業でIT化が進み技術革新が行われてきました。

IT化が進んだことで、大量のデータを収集し、分析をすることが可能となってきたのですが、たとえば、マーケティング面でも、これまではユーザーのニーズについて人間の本質を探るという文系的手法から、これまでの取引をしてきた顧客の購買データを収集し、統計データを作成したりと数字で需要を調査をするという理系的手法を取るようになってきました。(ex.コンビニ)

このように、これまで文系的なアプローチをしていたものもIT化によって技術革新が進んだことで、その取扱いができる理系人材の採用を考えている企業が増加するする要因となっています。

このように、理系学生採用に関する需要が高まっており、なおかつこの傾向が持続するのに対して、理系学生の数が減少するという需要と供給がミスマッチを起こしているため理系学生の採用は難化の一途を辿っているのです。

特に、中小企業等の企業にとっては大企業と比較するとさらに難易度が上がってくるため、従来の採用手法だけでは、厳しい状況になってきます。

この問題を打破する手法として今回プロ人事がご紹介したいのが、「ダイレクトリクルーティング」です。

次の章で、ダイレクトリクルーティングが理系採用の問題に有効であるかについて解説したいと思います。

2:ダイレクトリクルーティングと理系採用

前述したように、理系人材の採用は理系学生が減少している一方で企業の間での需要が高まっていることにより需要と供給がミスマッチを起こしているため、難化が生じています。

特に中小企業等は、これまでの応募を待っているだけでは採用が難しいものになってきます。そこで、企業が直接アプローチすることができる「攻め」の姿勢をとることができる【ダイレクトリクルーティング】という新しい採用手法をとることが対策として挙がることになります。

2-1:ダイレクトリクルーティングとは

ダイレクトリクルーティングとは一言でいえば、「企業が直接候補者に対してアプローチ」することができる採用手法となっています。

従来の採用手法が、掲載した求人広告への応募を企業が「待つ」というものだったのに対して、上述したように企業から採用したい候補者に対して積極的に働きかけるという「攻め」の姿勢をとることができるというのが一番の特徴となっています。

このような特徴を持つダイレクトリクルーティングが理系採用とマッチすると考えるポイントは3つ。

①企業が採用したい候補者に対してアプローチ

これは特徴がそのままマッチしているということなのですが、やはり企業が採用したい候補者に対してアプローチすることができるというのは、難易度の高い人材の採用を考えている場合は有効といえます。

というのも、従来の採用手法が応募するのを待つという性質上、欲しい人材が応募してもらえるかは、知名度の高さや人気の高さが絡んでくる上に、求人公告や説明会等を工夫することはできるとしても、ピンポイントで対策をすることはできません。

これに対して、ダイレクトリクルーティングでは、”採用したい候補者”に対してアプローチすることができる上に、アプローチの手段であるスカウトメールの作成をその候補者個人にカスタマイズしていくため、ピンポイントでの対策をすることが可能となります。

このように、ダイレクトリクルーティングでは効率的に対策をすることができるという点で、難易度の高い理系採用にマッチしている手法といえます。

②ミスマッチの防止

採用活動に力を入れているからこそ注意しなければならないのが、ミスマッチの発生となります。

せっかく欲しい人材を採用したにも関わらず、ミスマッチが元で早期離職が発生することも多く、採用にフォーカスしすぎてなかなかこの点までのケアをすることができないという企業は多いかと思います。

特に、上述にもあるように理系人材は採用ニーズが高いからこそ引く手数多ですので、文系よりも転職しやすい人材であるからこそ、できる限りミスマッチを防止し、ひいては早期離職への対策をしていく必要があります。

ダイレクトリクルーティングサービス媒体では、応募に至るまでのアプローチだけでなく、候補者と連絡をとれるようにチャット機能等を搭載しています。

このチャット機能を活用して、選考過程ごとに連絡をとり、その都度、候補者が相談したいことや疑問点等の解消に務めるようにすることでミスマッチを防止することが可能となります。

③ダイレクトリクルーティングは理系学生のニーズにもマッチ

上記は企業側の観点での話になっているのですが、実はダイレクトリクルーティングは理系学生にとってもマッチする手法となっています。

というのも、理系学生は就活シーズンとほぼ同時期に研究室に所属することになるため、どうしても就活に時間を割くことができません。

説明会などの参加が難しくなるからこそ、どのような企業であるかを知っている大手企業の就職を考えること者が多くなってきます。

このように、まとまった時間を取ることが難しい理系学生にとってダイレクトリクルーティングはプロフィールを作成してスカウトメールを確認するだけでよいという点は、利用がしやすい上に、説明会によく参加する文系学生よりもこまめにチェックすると考えられます。

このように、理系学生の採用の可能性を上げることができる上に、採用した後の対策や、理系学生にとっても利用しやすいからこそ、ダイレクトリクルーティングは理系採用に有効であると言えます。

2-3:理系採用にオススメのダイレクトリクルーティングサービス媒体

ダイレクトリクルーティングが注目を集めるようになり、ダイレクトリクルーティングサービスも様々な特徴をもつものが展開されるようになってきました。

ここでは、ダイレクトリクルーティング媒体のなかでも、理系学生の採用にオススメの媒体をご紹介したいと思います。

①Offerbox

株式会社i-plugが運営する新卒採用のオファー型のサービスとなっており、最も多くの学生から認知されていると言われています。

実際に、2022年1月時点で登録している学生数は187,000名にものぼり、就活生の約3人に1人が利用しているということになります。

こちらのサービスでは、学生はプロフィールの記入量に応じてスカウトメールを受信できる量がきまってくるため、学生側も積極的にプロフィールを記載するように促す仕組みとなっているため、企業にとってもマッチしているのか否かを判断する要素が豊富になっております。

こちらのサービスは以下で紹介するLabBaseとは違い文系理系どちらの学生も登録しているのですが、登録している学生の数がトップレベルですので、自社が欲しい人材がいる可能性が高くなる上に、文系も採用したいと考えている場合もオススメできるサービスとなっています。

②LabBase

理系学生の採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスとなっており、株式会社POLが運営をしています。

LabBaseでは全国の研究室(6,196ヶ所)と提携しているため、理系学生を網羅しており、その中でも8割以上はMARCH・国立大学の学生が占めています。

また、理系学生に特化しているからこそ、機能面も対応したものとなっており、たとえば検索項目に「研究キーワード」や「プログラミングスキル」があったり、候補者が作成するプロフィールでも「研究概要」「研究の意義」「研究を選んだ理由」「研究から学んだこと」等、理系学生ならではのものが項目として列挙されています。

そのため、理系学生のなかでも自社にマッチする人材を探しやすく、かつスカウトメールの作成に必要な情報が取得しやすくなっているため、より効率的なアプローチをすることが可能となっています。

このように、ダイレクトリクルーティング媒体によっては、新卒に特化したもの理系学生に特化したものなどが展開されておりますので、この記事では理系学生の採用にオススメのものを紹介しておりますが、自社が採用したいと思う人材が多く登録している可能性が高いものを選ぶことがポイントとなってきます。

3:スカウト代行サービスの活用

ダイレクトリクルーティングを運用する上で、ネックとなってくるのが、自社で運用できるだけのマンパワーが人事部にないという点になってきます。

しかし、この点は、【スカウト代行サービス】を利用することで解消することが可能となります。

3-1:ダイレクトリクルーティングサービスのデメリット

以上のように、ダイレクトリクルーティングサービスは理系学生の採用にオススメできる採用手法となっているのですが、メリットばかりでなく、デメリットもあります。

特に、デメリットとなるのが、【時間・工数・労力がかかる】という点になってきます。

攻めの採用手法であるからこそ、能動的に人事が動いていく必要があり従来の手法以上に負担が大きくなってきます。

たとえば、スカウトメールの作成についても、効果を出そうとすると候補者のプロフィールからそのような企業に就職したいと考えているのか、どのような情報が欲しいと思っているのか等を割り出し、候補者に魅力的に思ってもらえるようにカスタマイズして作成をしてく必要があります。

また、1通だけで済むのであれば大した労力にならないかもしれませんが、基本的にスカウトメールを送った相手が必ず返信してくれるというわけではありません。実際のところ1人採用するのに300通ほどの作成が必要となってきます。このように大量にかつ、それぞれに宛てたものを作るとなるとかなりの時間・労力がかかることになります。

このように、ダイレクトリクルーティングは自社で運用するとなるかなりの負担を人事部が負うことになるのですが、それに対応できるマンパワーを有している企業がほとんどありません。

このようなダイレクトリクルーティングのデメリットを解消するためにプロ人事がオススメしているのが【スカウト代行サービス】となります。

3-2:スカウト代行サービス

スカウト代行サービスでは、ダイレクトリクルーティング運用の方針の策定・媒体の選定からスカウトメールの返信等、ダイレクトリクルーティングの運用をすべて委託することが可能となっております。

このスカウト代行サービスのメリットとして以下の3つ。

①人事のマンパワー不足を解決

ダイレクトリクルーティングの運用を外部に委託することになるので、デメリットで紹介したような労力をプロ人事が担うことになるので、ダイレクトリクルーティングの運用に関する負担を負うことなく人事部は通常の業務に集中することが可能となります。

もちろんマンパワーの解決に関していえば「新しく人事部を採用する」「人材派遣会社を利用する」といった事も考えられます。

しかし、前者の場合は採用するのに時間や費用がさらにかかる上に、採用できてからも育成する必要があるとなると、結局人事部の負担が増えますし、後者の場合はスキルが個々に帰属することになるため、人事経験者が来てくれれば良いのですが、そうでない場合はそこからの育成をしていく必要があるため、結局人事部の負担を軽減することができません。

この点、プロ人事のスカウト代行サービスは人材紹介会社出身のコンサルタントがつくことになりますので、人事採用関連はもちろんのことダイレクトリクルーティングの運用についても知識・ノウハウを有しておりますので、育成が不要でありダイレクトリクルーティングのノウハウ不足を補うことも可能となります。

②人事採用のコンサルタントが並走

プロ人事のスカウト代行サービスは人事採用に特化したコンサルタントがつくからこそ、ダイレクトリクルーティングに関するノウハウを活用した運用することができるとともに、運用だけに注視せず、依頼していただいた企業様の採用目標を達成するために積極的に提案をしていきます。

またノウハウについては自社で運用した方が構築できるのではと思われるかもしれません。

確かに運用していくなかでノウハウは構築されていきますが、属人的なものですので、例えば担当者が辞めるとなった場合、次の担当者への引き継ぎやなにかしたの形でノウハウをまとめているということがなければ、ノウハウを残すことができません。

特に、満円退社というのであれば引き継ぎも行われるかもしれませんが、多くの場合はネガティブな形で辞めるケースが多く、このような場合はうまく引き継ぎが行われることはほとんどありません。

これに対して、プロ人事のスカウト代行サービスでは、運用に関してレポートにまとめて提出するので、運用に関するノウハウを依頼していただいた企業様にも残すようにしております。

ですので、運用代行を利用することで負担を負うことなくノウハウが構築されるという点もメリットと言えます。

③必要な時に必要な分だけ利用することができる

ダイレクトリクルーティングの運用に関しては、基本的に通年でフルに運用するということはなく、採用活動の期間が経過すれば、運用を一時的に中断/停止するというところがほとんどです。

つまり、マンパワーが不足する期間が変動的であるため、これに柔軟に対応することが必要となってきます。

特に、新しく人事部を採用するとなると、運用を停止するとなるとせっかく採用した人員が浮いてしまうことになります。

浮いた人員について、簡単に辞めてもらったり部署を異動してもらうのもなかなか難しく、その分の固定費がかかってしまいます。

その点、プロ人事のスカウト代行サービスは、ダイレクトリクルーティングの運用を停止/中断するとなれば、代行サービスの方も中断や解約をすることで対応することができますし、利用を再開する場合も依頼して頂いた企業様の運用方法等の情報も会社の帰属しておりますので、スムーズに再開することが可能となっております。

このように、スカウト代行サービスではダイレクトリクルーティングの運用について柔軟に対応することができます。

4:まとめ

今回は、理系採用の対策としてのダイレクトリクルーティングについて紹介をさせていただきました。

理系学生の減少と企業の理系採用の需要の増加というミスマッチが理系採用の難化を起こしているのですが、特に知名度の低い企業や中小企業等は従来の採用手法だけでは、厳しい状態になっています。

そこで、欲しい人材にアプローチすることができる「ダイレクトリクルーティング」が対策の一つとなってきます。

理系人材からの応募を待つのではなく、企業から積極的に理系人材にアプローチをかけることで採用できる可能性を高めていきます。

とはいえ、運用にかかる負担がネックであり導入を躊躇している企業も多いかと思います。

そのような企業にオススメをしているのが、プロ人事の【スカウト代行サービス】なのです。

本記事を読んで、スカウト代行サービスに興味がある方やどのようなサービスかをもっと知りたいという方はお気軽にお問い合わせください。

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